車のラジオから聞こえてきたのは
元気なお子さんの声でした。
「夏休み子ども科学電話相談」
昆虫、天文・宇宙、植物、科学
の4つの専門家の先生と
お子さんの会話で進行します。
<昭和のレトロなラジオのイメージ>
わくわくして今を生きる!
薬剤師のじゅんこです♡
知らないことを説明するには
質問の内容を理解して
難しい言葉を使わずに
かみくだいてわかりやすく
お話しなければ伝わりません。
特に今回のラジオ番組に
質問してくる相手は
5歳くらいのお子さんから
小学校の6年生くらいまでの
幅広い年齢です。
しかも視覚ではなく聴覚で
答えを伝えます。
お子さんからの質問は
疑問の視点や本質をついた言葉に
微笑ましかったり
衝撃を受けたりします。
頭が固くなってしまっている
大人にとっては、
ちょうどよい頭の体操です。
限られた時間の視聴でしたが
たくさんの質問がありました。
宇宙のブラックホールのこと
過去に戻れるか、未来に行けるか
家で飼っている鈴虫を離してよいか
ひまわりで繁殖している虫のこと
薬の顆粒の作り方など。
回答されている先生方は、
目線をその年齢のお子さんに
合わせなければいけないので
とても大変そうです。
ひとつをご紹介すると・・・
5歳くらいの男の子の質問
「スイカの種はヌルヌルして
いるけれどヌルヌルは
とれないんですか?」
質問した男の子は
ざるに入れてスイカの種を
洗ったようでした。
それに対して先生は
みかんが入っている網を使って
そこにスイカの種をたくさん入れて
洗い、種と種が接触することで
効率的にヌルヌルを取ることを
伝えようとしていました。
私たちはみかんの入っている網
といわれたら、だいたいの方が
頭に映像が浮かぶかもしれません。
実際に見て経験しているからです。
その子は見たことがなかったようで
なかなか伝えることに
四苦八苦されていたご様子でした。
でもなぜ男の子がスイカの種の
ヌルヌルを取りたかった
と思いますか?
スイカが大好きだから種をまいて、
その種から来年はスイカを実らせ
食べたいからだったのです。
質問の視点は
スイカを自分で育てて食べる
そのための
種の採取方法だったのです。
質問の言葉の奥の
知りたいこと。
私だったらどんな質問をして
どんな答え方をするのだろう。
今回のラジオ番組
「夏休み子ども科学電話相談」
を通して
お子さんの面白い視点や発想。
当たり前にしていて
疑問に思っていないことを
考えてみること。
理解していただくために
伝えることへの工夫。
言葉の奥の
本当に知りたいことを
聴き取る力。
質問する側、される側
どちらもの気持ちになって
聴いてみました。
それにしても
夏休み子ども科学電話相談は、
「へーっ!」となることが多く
たくさん勉強できました。
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この人生は一度きり
楽しく・面白く・そして美しく!
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『~美と健康は笑顔から~』
をキーワードに
たくさんの学びをイメージした
笑顔のあふれるお庭
”スマイルガーデン”より
身体・心・魂のことなど
お伝えしていきますね。
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