若い女性の不眠が気になったので
同じ店舗の薬剤師に聞いて
みました。
私の他に出勤だった
2人の薬剤師が
20代~30代くらいの
若い女性の患者さんで
眠れない、不安がある
うつ傾向がみられる方が多いと、
口をそろえて言うのです。
私が感じていたことは
他の薬剤師も感じていたのだなと
思いました。
わくわくして今を生きる!
薬剤師のじゅんこです♡
人の身体は季節の巡りに
影響を受けて
変化していきます。
まだ、暑いので
実感はないのですが
暦の上では立秋を迎えました。
秋になると
セロトニンが減りやすくなり
眠れない、不安だ
という症状が出やすくなるかも
と、いうお話です。
まずは、
幸せホルモンのセロトニンの原料
のことをお伝えしますね。
少しカタカナが続きますが、
お読みくださると
幸せホルモン「セロトニン」
睡眠ホルモン「メラトニン」
そしてその原料の関係が
わかりますよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「アミノ酸」って
聞いたことはありますか?
お肉やお魚などの
タンパク質を分解すると
アミノ酸になります。
そのアミノ酸のひとつ
「トリプトファン」が
セロトニンの原料になります。
「トリプトファン」は
必須アミノ酸といって
自分の体の中では
つくることができません。
外から、つまり食事から
取り入れることになります。
先程、アミノ酸は
タンパク質を分解したもの
そういいました。
だったら、タンパク質を食べれば
「トリプトファン」も
摂れる可能性があるわけです。
肉類や魚介類に多く含まれおり
それでもよいのですが、
腸内細菌のことを考えると
「トリプトファン」を摂るのに
豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの
大豆製品がおすすめです。
納豆・味噌・しょうゆなどの
発酵食品の形で摂ると
腸内細菌の善玉菌を元気にする
ことができます。
ここまでのおさらいは、
アミノ酸の「トリプトファン」が
セロトニンの原料になる。
肉類、魚介類、発酵食品を食べると
トリプトファンが摂取でき
「セロトニン」がつくられる。
セロトニンができると
睡眠ホルモンの「メラトニン」
がつくられる。
「メラトニン」ができると
体内時計が働き
眠るためのリズムが整うようになる。
眠れるようになる!
もうひとつあります。
「セロトニン」は
約90%が大腸でつくられる。
大腸には腸内細菌叢があり
善玉菌と悪玉菌と日和見菌の
バランスが大事になる。
発酵食品は
腸内細菌の善玉菌を元気にする。
すると
発酵食品から摂った
「トリプトファン」から
元気な善玉菌のもと
「セロトニン」がつくられる。
セロトニンができると
睡眠ホルモン「メラトニン」が
つくられる。
「メラトニン」ができると
体内時計が働き
眠るためのリズムが整うようになる。
眠れるようになる!
・・・・・・・・・・・・・・・・
とても簡単にまとめると
発酵食品や肉類、魚介類を食べて
幸せホルモン「セロトニン」ができ
睡眠ホルモン「メラトニン」をつくり
眠りのリズムを整えましょう。
それにはメラトニンの原料の
セロトニンができる
大腸が大事ですよ!
メラトニンの原料の
幸せホルモン「セロトニン」は、
実際にうつ病を改善するために
用いられます。
秋になって日照時間が減ると
幸せホルモン「セロトニン」
の生成が減るので
物悲しくなったり
気分が落ち込んだり
しやすくなるそうです。
眠れないという状態に
他にも原因や対処法はありますが
すぐにできることから始めるには
腸を元気にすることから
始めることがよいかもしれません。
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この人生は一度きり
楽しく・面白く・そして美しく!
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『~美と健康は笑顔から~』
をキーワードに
たくさんの学びをイメージした
笑顔のあふれるお庭
”スマイルガーデン”より
身体・心・魂のことなど
お伝えしていきますね。
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