日中のセミの声と
対照的な夜の虫の音に
夏から秋へと巡っていく
季節を感じます。
立秋を迎えて
自分の体のことを考えたら
忘れていたことを思い出しました。
わくわくして今を生きる!
薬剤師のじゅんこです♡
忘れていたことをお話する前に
ちょっとだけ
先に聞いてください。
東洋医学の基本の考え方には
自然界のバランスを
陰と陽で表す
「陰陽論」と
この世のあらゆるものは
木・火・土・金・水
(もく・か・ど・ごん・すい)
という5つのどれかに
あてはめられる
「五行説」があります。
この五行説でいうと
季節の秋は金に
割り当てられています。
この『金』に
体の働きで対応するのは
「肺」と「大腸」に
なります。
なんとなくでよいので
秋は「肺」と「大腸」と
覚えておいてください。
私が思い出したのは
子どもの頃に
小児ぜんそくだったことです。
すっかり症状が出なくなり
自分にぜんそくがあったことを
忘れていました。
喘息を経験した方はもちろん。
ご家族やお知り合いに
症状がある方をご存知の方は
呼吸をするたびに
ゼイゼイやヒューヒューと
音が出るのを
お聞きになったことが
あるかもしれませんね。
息が吸えなくなって
とても辛いのです。
夜中に発作が起きると
横になっていると苦しいので
目をつぶりながら正座して
肩を上げ下げして
呼吸をしていたことを
思い出します。
そしてもうひとつ
20代の頃のこと。
私の海外デビューは、
研修でサンフランシスコと
ロスアンゼルスでした。
初めての海外で
とても楽しみでした。
ところがアメリカについたら
体調が悪い。
ホテルの部屋に入ったら
鼻水が止まらないのです。
ツアーに参加したので
3人部屋でした。
サンフランシスコの夜景を見に
ツアーの方々が出かける中
私はひとり部屋に残り
鼻水を垂らしながら
ベッドで寝ていました。
夜景をあきらめて
部屋で寝ていたおかげか
翌日からはスケジュールをこなした
と思うのですが…
私の初めての海外デビューは
サンフランシスコのホテルで
ひとり、ティッシュをかかえて
寝ていた思い出です。
秋は「肺」と「大腸」
といいました。
秋は肺と大腸に症状があると
悪化しやすい季節なのです。
「肺」は呼吸器の中枢機関です。
呼吸を行い、「氣血水」を全身に
行きわたらせる働きがあります。
エネルギーの氣(き)
栄養の血(けつ)
うるおいの水(すい)
を全身に巡らせる働きです。
鼻などの呼吸器や
皮膚との関連が深く
皮膚呼吸や発汗も肺が調整します。
ここで何となく気づかれましたか
私の海外デビューは
秋だったのです。
その頃は何も考えずに
飲んだり食べたり遊んだり
疲れも感じて
いなかったのでしょう。
この夏は暑かったので
水分をたくさん摂ったことと
思います。
脱水症状を避けるためには
水分摂取は必要不可欠です。
健康な人はよいのですが
季節が巡ってきたら
呼吸器系にトラブルを
抱えやすい方は
水分の取り方にも注意が必要です。
なにごとも摂りすぎには
ご注意を。
自分の体に聴きながら
ほどほどがよいと思います。
なぜほどほどがよいのか?
次回は、
そのことをお伝えしようと
思います。
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この人生は一度きり
楽しく・面白く・そして美しく!
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『~美と健康は笑顔から~』
をキーワードに
たくさんの学びをイメージした
笑顔のあふれるお庭
”スマイルガーデン”より
身体・心・魂のことなど
お伝えしていきますね。
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