<山形>薬剤師による身体と心のバランスをとる方法

生まれた日であなたの本質がわかります。現在の体質と生まれ持った本質と合わせて身体と心のバランスを整えましょう。

身体からのサインを見過ごし仕事を優先した結果。手術は治療の始まりでした。

私はこれまで体のことで
神さまからのサインを
3回受け取りました。
『このままでいいの?』

 

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私は実家が薬局だったこともあり、
幼い頃から薬が身近にありました。



人さまのお役に立っている
薬剤師の父の姿を見て育ち、
私も薬剤師になりました。

 

私は人と接することが楽しく
人のお役に立てる薬剤師という
仕事が好きです。

 

1回目の神さまのサイン。
私にとっては
『このままでいいの?』という
神さまからのノックですが、
朝早くお弁当を作り
子どもを6時の電車で
送り出していた頃でした。

 

 


薬剤師といっても、
業務内容は多岐にわたります。
大学を出て実家の薬局の支店を担当し、
始めは一般の市販薬や化粧品を
販売していました。

 


近くの医療機関から
処方せんを受け付けてほしいと
ご依頼があり、
調剤をすることになりました。

 

たぶん見た目からは
想像がつかないと思うのですが、
調剤はかなり体育会系の仕事です。

 


朝から晩まで調剤のために
調剤室をずっと動き回って
体力を消耗します。
また健康や命に携わる仕事なので、
神経も常にピンと張り詰めています。

昼の食事は患者さまが
いらっしゃらない間に
ササっと済ませて仕事に戻っていました。

 

 

働くことが好きだし、
薬局の娘として育った私は

それが当たり前だと思っていました。

 

 

もちろん他の薬剤師やスタッフさんには
休日も休憩時間もありますが、
私は休むことに罪悪感を感じていました。

 

 

あなたもそんなふうに思っていませんか?

そう思っていたら注意が必要かもしれません。

 

 

患者さまやお客さまのお体の不調や
心の不安や心配事には耳を傾けるのに
自分のことは考えていませんでした。

 

 

けれども自分の体調が少しずつ
おかしくなっているのを
感じるようになりました。

 

生理の出血が多くて、
日中に夜用のナプキンを使わないと
過ごせなくなり、
家に帰って食事を済ませると
動けないほどの身体の怠さがありました。

 


運転中に意識が遠のくようなこともあり、
さすがに医療機関を受診しました。

 

子宮粘膜下筋腫でした。

 

 

平日は目一杯仕事をして、
週末は子どもの部活の練習や
試合の追っかけ、
仕事の関係での会議や研修会に参加。
そういえば体を休ませた
記憶がありません。

 

 

今ならそんな生活をしていたら、
そうなるだろう!あたりまえだ!
と思うのですが
渦中にいた時には
気力で乗り切っていたのです。

 

 

だから皮肉なことに、
混んでいた医療機関の待ち時間に
椅子に座って眠れることが
唯一体を休めていたホッとした
時間だったように思います。

 

 

子宮粘膜下筋腫だったため、
開腹手術ではなく
一般には簡単な手術
ということになりますが
子宮の手術であることに
変わりはありません。

 


1か月ほど自分の思うように
体はついてきてくれませんでした。

 

そのうち目の前の仕事や、やるべきことに
私の体のケアは
また後回しになっていきました。

 

 

神さまからのサイン。
つまり私にとっては
『このままでいいの?』という

神さまからのノックに
気がつかなかったのです。

いや、気がつかないことに
していたのかもしれません。

 

 

子宮粘膜下筋腫の手術から数年過ぎた時、
胸がパンパンにはったことがあり
婦人科から乳腺外科に紹介されました。

 


特に異常はなかったのですが
定期的に受診することになりました。

 

 

胸に米粒のような感触を感じた時に
ドキドキしながら受診したら、
良性の繊維線種でした。

 

 

しばらく経過観察が続きました。

 

 

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2回目の神さまのからのサイン
乳腺外来の定期検査の時でした。

「前回の検査でなかったものがあるから、
一応念のために穿刺吸引細胞診をしてみよう」
と医師からお話がありました。

 

それまでにもその検査を受けたことがあり、
「ああ、また胸に針を刺すあの痛い検査ね」
と軽い気持ちで検査を受けました。

 

次の受診日に結果を聞きに伺うと

 

 

「癌だったよ。すごい初期の乳がん」
 と医師からの言葉。
「手術が必要だね」

 


もしあなたがこんなことを言われたら
どう感じるでしょうか?

 

 

癌だということを突然言われたら
普通は泣いたり
呆然としてしまう方がほとんどだそうです。


 

しかし私の頭の中は
真っ白になることはなく、

手術を受けると
いつから仕事ができるかと

仕事の段取りが頭を巡っていたのです。

 

 

医師から
「あれ?あまり悲しんでいないね」
とさえ言われました。

 

 

その時私は手術を受けるとそれで終わりだ。
早めに片づけてしまい、
スッキリとして仕事に戻ろうと思っていたのです。

 

 

この期に及んでですよね。

 

 

手術日を忘れないように
3月3日のひな祭りに
手術をお願いしました。
乳がんと告知されて
3週間後の手術でした。

 

 

しかし、
手術は終わりではなく
治療の始まりでした。

 

 

当時の私は
それに気づいていませんでした。

 

 

手術の前日までは自覚症状や
痛みも何もなかったのですが、
手術の後は
まるで首から鉛の固まりを
ぶら下げているように
重くてたまらない。

 

 

自分の体が自分のものではないようでした。

 

 

これから一生この状態が続くのだろうか?と、
そこで初めて事の重大さに
気がついたのです。

 

 

それでも私の体は回復に向かって
頑張ってくれました。

 

4月になり私の胸で
ピキッピキッと音が鳴りました。

 


ピキッピキッというと
あなたは神経が切れる音
と思うかもしれません。
これはたぶん、私にしか聞こえない音。
私にとっては手術で切れた神経が
繋がっていく音だと思いました。

 

 

5月の連休明けから
放射線治療を行うことになりました。

 


放射線治療を受けるために
毎日通院する日々が7週間続きました。

 


私にとってはピキッピキッという音は
神経が繋がっていくように感じていたので
放射線によってせっかく繋がってきた神経が
ダメージを受けるのではないかと不安になりました。

 

 

放射線を受けた皮膚は一時的に
赤くなり痛んだり腫れたりしました。
不安や辛さもありましたが、
この辺りから私の医療者魂が
ムクムクと強くなりました。

 

 

この治療はこうやって行われ、
そのあとこうなるんだ!と、
普通だったら経験できないことを
体験できている面白さを
発見していました。

 


せっかくだからこの体験を記録しようと
写真も撮りました。

 

 

治療の待ち時間で本屋さんに寄った際に、
平日のこんな時間にもかかわらず、
こんなに人がいるのだと、
ごく普通のことを発見する日々でもありました。

 

なぜなら、家と職場の往復で
これまで仕事中心の生活だったからです。

 

 

放射線治療が一段落しました。

 

 

そしてようやく職場に
足を踏み入れることができました。
その時、手術した胸に
ギュッと痛みが走るのを感じました。

 

 

私はこんなふうに思ったのです。

 


「ああ、私はこんなふうに
毎日雨のように降り続けるストレスの中で
無防備に身を守る傘もささずに
ここに居たんだ」

 

しばらくはこの胸のギュッとした痛みが
ストレス感知器になりました。

 

 

命には終わりがあることを
実感したのもその時期です。

 


やりたいことは命があるうちにやろうと、
とても行動的になりました。

 

 

パソコンで検索して
必要と感じた情報を得ると
ひとりで出かけるようになりました。

 

 

乳がんを経験した方が立ち上げた
東京のサロンに伺った時に、
癒しを求める時こんな空間が必要だと
強く感じました。

 

 

そして、そのサロンで体感した
アロマテラピーの勉強を始めました。
学びの始めでした。

 

 

手術後の定期検査は
毎年受けて異常なしでした。

 


ホルモン療法のため内服は継続しており、
不調があっても薬のせいだから
しょうがないと思っていました。

 

 

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3回目の神さまのサイン
手術後5年目をクリアして
6年目の定期検査の時でした。

 


人は忘れやすいもの。
その時気づいたのです。
本当に私は懲りない人間で
自分のこととなると
学習能力に乏しい人間だと

つくづく思いました。

 

 

手術してから2年くらい経ったあたりから
以前より増して仕事をするようになりました。

 


子どもが進学のために家を離れ、
子どもに費やしていた時間を埋めるように
仕事をしていたのかもしれません・・・

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

ここまで、長い文章をお読みくださって
本当にありがとうございます。

 

 

神さまからの3回目のサイン
またまたびっくりなことが起きました。
さらに長くなってしまいそうです。
別の機会にお伝えしたいと思います。

 

 

おかげさまで私は元気です。
今を生きています!

 


身体のことだけではなく
心のこと、あり方、魂のことなど
学びを深めています。

 

 

ありがたいことに
教えてくださる先生や
応援してくださる仲間に
とても恵まれています。

 


深めた学びと
私自身の
たくさんの体験からのヒントを
必要な方に届けられるように
できることから
活動していくつもりです。


不都合だと思われたことも
こうして今振り返ると
私にとって必要なギフト
だったのかもしれません。

 

 

今まで私に出逢ってくださったみなさま
これから私に出逢ってくださるみなさま
ありがとうございます!

 

 

すべてに感謝♡♡♡

 

 

今後ともどうぞよろしく
お願いいたします。

 

 

いとう じゅんこ♡

 

 

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